<51Cr遊離法を用いた光合成細菌RAP99菌体によるNK細胞活性測定試験>
<NK細胞とは>
免疫を司るリンパ球の1種。数ある免疫細胞の中でも、ガンに対して高い攻撃力を持つことで知られている。本試験では、光合成細菌RAP99によりNK細胞の活性がどれだけ高まるかを測定した。
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細胞障害活性と脾臓細胞によるNK活性について
<結果・考察>
光合成細菌RAP99によってNK細胞の活性が上昇。
標的となるYAC-1細胞に対し、NK細胞を含んでいる脾臓の割合を1:50として混合した試料において、特に細胞障害活性が対照と比較して1.7倍増加。
光合成細菌RAP99のがん細胞増殖抑制効果が、免疫細胞の活性化によるものである可能性が考えられた。
【東北薬科大学 薬物治療学教室 石川正明教授による試験結果】