04.光合成細菌RAP99の抗腫瘍試験(骨肉腫) | 一般向け

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<マウス肉腫細胞サルコーマ180(Sarcoma180)を用いた固形癌に対する抗腫瘍試験>

<目的>

5週齢の雄のマウスを用い、光合成細菌RAP99を抗ガン剤と併用することでガン細胞の増殖抑制にどのような効果がみられるかを試験した。本試験では、MMC(マイトマイシンC)および5-FU(5-フルオロウラシル)の2種類の抗ガン剤を用いた。

<試験に用いた抗ガン剤>

◎MMC(マイトマイシンC) 0.03mg/kg

微生物から作り出された抗ガン剤。古くから様々なガンに対して用いられている。

◎5-FU(5-フルオロウラシル) 0.5mg/kg

主に消化器系のガンに対して用いられる一般的な抗ガン剤。

RAP99を併用する事でガン抑制率がアップ

光合成細菌RAP99を用いた抗ガン剤との併用によるガン増殖抑制効果

<結果・考察>

MMC単独では25.1%の腫瘍増殖抑制作用が観察されたが、光合成細菌RAP99を併用することで抑制率が42.5%にまで増加。

また、5-FUでは単独でわずか15.2%の作用しか示さなかったが、光合成細菌RAP99を併用することで46.3%に増加。腫瘍の増殖抑制を約3倍も向上させる結果となった。

以上の結果から、光合成細菌RAP99を抗ガン剤と併用することで、腫瘍の増殖をさらに抑える効果が期待される。ただし、光合成細菌RAP99は量が多ければよいというわけではなく、最も効果が高い「至適濃度」がある。これについては各抗ガン剤について検討する必要があると思われる。

【東北薬科大学 薬物治療学教室 石川正明教授による試験結果】

 

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