05.光合成細菌RAP99の痛み抑制試験 | 専門家向け

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<酢酸ライジング法による鎮痛効果試験>

試験実施者:東北薬科大学(現:東北医科薬科大学)石川正明教授

【目的】

光合成細菌RAP99菌体の経口摂取による鎮痛効果の有無を確認するため、そのスクリーニング試験として広く用いられている酢酸ライジング法によって、ライジング症状抑制の有無を観察した。

【試料と方法】

(1)使用動物

ddY系雄性マウス(22~24g、5週齢)を日本SLC(浜松)から購入して使用した。試験においては1群6匹のマウスを用いた。動物実験は、東北薬科大学動物実験ガイドラインに従って行った。

(2)試料の調整

光合成細菌RAP99菌の凍結乾燥粉体を滅菌したリン酸緩衝生理食塩水(PBS)に懸濁し、マウスへの経口投与で1mg/kgの濃度に試料溶液を調整した。

(3)試料溶液の投与及びライジング数の測定

マウスに光合成細菌RAP99菌体 を 1 mg/kg となるように経口投与し、対照群にはPBSを10mL/kgを経口投与した。その20 分後に 0.6% 酢酸液を 0.1 mL/10g 腹腔内投与した後、0.6% 酢酸液投与 5分後から 15分間に起こるライジング数を測定した。

図1 光合成細菌RAP99菌試料溶液によるTNF-αの産生作用

【結果及び考察】

光合成細菌RAP99菌体の経口投与を受けたマウスは、ライジング数が対照と比べて約半数となり、ライジング症状の抑制が認められた。これにより、光合成細菌RAP99菌体には鎮痛作用をもたらす成分が含まれることが示唆された。

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