<マウスを用いた懸垂法による抗疲労試験>
<マウス懸垂法>
マウスに体重10%に相当する重りを加重した後に、懸垂持続時間を測定する懸垂法により行った。1群10匹のマウスに、試料として光合成細菌RAP99(10mg/kg、経口)を1日1回20日間経口投与した。試料投与21日後、1回目の懸垂持続時間を測定した。
さらに、疲労負荷試験として30分後に2回目の懸垂持続時間を測定し、試料未処置群と比較検討した。
<結果・考察>
光合成細菌RAP99を20日間経口投与したマウスは、未処置群に比べて、懸垂持続時間は1.2倍の延長が認められた。
疲労負荷試験として、30分後に測定した時には未処置群に比べて2.1倍の有意差がある抗疲労が認められた。このように、特に疲労を負荷させたマウスにおいて著しく抗疲労効果が観察された。
【東北薬科大学 薬物治療学術室 石川正明教授による試験結果】